マイクロフルイディクス研究支援サービス

マイクロ流体チップの試作

熱可塑性樹脂(COP, TPE,PC)などを用いたマイクロ流体チップの試作を行います。
材料、デザイン、評価方法など、試作/検証を繰り返すことでお客様のニーズに応じたマイクロ流体チップをご提供します。
仕様が決まっていない場合でも検討後、可能な限り対応させていただきます。
本サービスは製品販売や単なる試作代行ではありません。
研究・開発のプロセスにおいて、試行錯誤を前に進めるための試作サービスです。

流体システムインテグレート

チップの作製後は、どう液体を流すかが課題になります。
研究内容・評価方法・使用環境に合わせて、ポンプ選定から接続方法、システム全体の構成までを整理します。
マイクロ流体チップの送液においては、予期せぬ気泡の発生によりエアロックがかかり、液体が流れなくなる、ということが起きます。当社はそのようなトラブルを解消するため、お客様に寄り添ったご提案をいたします。

流体システムの一例

チップのサイズ

流路デザインと流路観察

煙突構造と貫通孔の一体成形

チップとコネクタの接続

実験設計・解析サポート

流体と細胞などの挙動を確認しながら、条件やデザインを最適化します。
マイクロフルイディクスの研究においては、流体システムを構築した後の培養など評価実験が、研究のクオリティを大きく左右します。デバイスが完成しても、実験条件の設定や検証の進め方によって、得られるデータや研究の方向性は大きく変わります。

しかし実際の現場では、検討すべき実験条件が多岐にわたり、どこから手を付けるべきか判断が難しい状況が生じがちです。さらに、想定していなかった結果が得られた場合、その原因を切り分けることができず、実験が停滞してしまうことも少なくありません。

そこで本サービスでは、実験そのものを代行するのではなく、研究目的や得たいデータを明確にし、検証の優先順位を整理したうえで実証試験を設計し、得られた結果を俯瞰的に読み解くことで、次に進むための判断材料を提供します。研究者が迷わず次の一歩を踏み出せるよう、実験の前後を支えることが本サービスの役割です。

✅対応できること / ×できないこと

私たちができること

  • マイクロ流体チップの構想段階からのご相談
  • 流体評価を前提としたチップ構造の検討
  • 試作チップの作製(材料,構造の提案含む)
    1chip~可能
  • 流れの不安定さや再現性に関する改善検討
  • 検証項目の優先順位付け
  • FMEA/FTAの作成・提供
  • マイクロ流体システムの観点からのリスク整理
  • デバイス/流体条件の改善提案

できないこと

  • 仕様が決まったチップの大量生産(1000個以上×)
  • 単発の加工のみを目的とした受託
  • 短納期、低コストだけを目的とした依頼
  • 細胞培養実験の実施
  • バイオ実験施設の提供
  • 生物試料の取り扱い
  • 動物実験
  • 臨床研究

料金について

研究支援・試作サービスの料金について
研究課題は一つとして同じものがなく、目的・検証段階・求められる成果によって必要な支援内容は大きく異なります。そのため、本サービスでは一律の料金設定を設けておりません。
私たちは、作業量に対してではなく、支援範囲と成果物に基づいてご提案を行っています。

まずは研究の現状や課題を丁寧にお伺いし、必要なフェーズを整理したうえで、実施内容・成果物・期間を明確にしたお見積りをご提示いたします。

なお、ご相談段階で費用が発生することはありません。

小規模な実験設計整理から段階的に開始することも可能です。
「研究費で対応できる範囲を知りたい」といった段階からでも問題ありません。
研究の状況に合わせて最適な進め方をご提案いたします。
まずはお気軽にご相談ください。

補足事項

    ※当社では、大学・公的研究機関の研究者の皆さまに向けて「アカデミア価格」をご用意しています。
     アカデミア価格とは、研究・非営利目的での利用を前提とした研究者向けの特別価格です。